熱中症になりやすい環境

熱中症になりやすい環境

熱中症は、周囲の環境が大きな影響を与えています。熱中症になりやすい環境を予め知っておくことで、その予防につなげることができます。熱中症になりやすい環境は、具体的には以下のパターンがあります。

 気温と湿度が高いとき

気温と湿度は、体ににかかる温度ストレスの中で最も代表的なものです。人間は服を着ないで安静にしているとき、気温29℃〜31℃の範囲であれば、熱放散や熱産生を特別に行わなくても、体温を維持できるそうです。(これを温熱中間域と言います。)

しかし、この範囲より気温が高くなると、体温を維持するために発汗などをして熱を放散するしかなくなります。

そして発汗による熱放散は、汗が蒸発して気化されて始めて完成します。湿度が高いと汗がなかなか蒸発できなくなるので、体温を下げる効果が弱まるわけです。

気温が低くても湿度が高いと蒸し暑く感じるのは、このような理由があります。

 風がないとき

皮膚の表面上に分泌された汗の水分は、大気の流れがあると気化しやすくなります。暑いときに扇風機の前にいると涼しく感じられるのは、汗の気化量が増加しているからです。このため風がないと、気化が促進されなくなります。

 急に暑くなったとき

熱中症は、暑さに対する抵抗力との相対関係で発生します。暑い日が続く8月、9月は暑さに対しての抵抗力が高くなっていますが、本格的に暑くなる前の5月〜6月は、まだ抵抗力が未完成の時期です。この時に急激に暑い日があると、熱中症になりやすくなります。8月に気温23℃ぐらいだと涼しいと感じますが、これが5月の気温であれば暑いと感じてしまうのはこのためです。

 日差しや照り返しが強いとき

日差しが強い炎天下でスポーツや仕事をしていると、体には大きな温熱ストレスがかかります。また、照り返しの影響も受けてしまいます。日差しが強いときのスポーツは、小まめに日陰で休み、水分を補給することが大切です。

 

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