金スマの「間違いだらけの熱中症」の内容

金スマの「間違いだらけの熱中症」を見た感想(2014.7.25)

医師のイラスト

2014年7月25日。スマップの中居君が司会を勤めているTBSの人気番組「金スマ」にて、「雷・熱中症・空き巣」についての特集が放送されていました。

いずれも気になる内容だったのですが、その中の「間違いだらけの熱中症」の内容をまとめておこうと思います。

1.高齢者は熱中症になりやすい

「二人暮らしをしていた高齢夫婦が、一夜にして二人とも亡くなった。」

これは実際にあった話であり、原因は熱中症だったそうです。その日の夜は30℃を超える熱帯夜でした。

しかし、この高齢ご夫婦は就寝中のトイレを避けるために、あまり水分を摂らないでそのまま就寝。奥さんの方は熱中症が原因で心臓発作を起こしてお亡くなりになりました。

そしてご主人は、水を飲みに行こうとしたが脱水症状で筋肉が異常をきたしており、歩くことが出来ずに意識障害を起こしてそのまま亡くなったそうです。

高齢者が熱中症を起こしやすい大きな原因の人つに、「体温調節機能や脳機能、肌機能が低下しているために、暑さや気温の上昇を感じにくい」ということが上げられるそうです。

事実、その夜は30℃を越える熱帯夜だったのに、クーラーをつけた気配がありませんでした。

このため、室温や気温は体感をあてにせずに「室温計」や「温度計」をチェックして、クーラーを付けるなどの対策を練る必要があります。

スポンサードリンク



2.水だけを大量に飲むのは危険!

暑い夏に水だけを大量に飲んでいると、ナトリウム分が不足してしまい、筋肉が収縮して痙攣を起こしたり、動かなく危険性があるそうです。

2002年のボストンマラソンでは、水ばかり飲んでいた選手が水中毒になり、お亡くなりになりました。その他の選手も熱中症の症状を起こした人が多かったそうです。

このため、汗をかいた時の水分補給は「水」ではなく、塩分が含まれている「塩水」や「スポーツドリンク」を飲むことが大切です。

3.汗を小まめに拭くのもNG!

汗は体温を下げるために出るものです。このためスグに拭いてしまうと、またスグに汗を出してしまいます。

このため、汗は乾いたタオルで拭くのではなく、冷たい濡れタオルで拭くのがおすすめです。冷たい濡れタオルであれば、温まった肌を冷やす働きもあります。

4.長時間、帽子をかぶり続けるのは危険!

帽子や日除け効果があるので良いと考えられていますが、長時間かぶり続けるのは危険です。かぶり続けると帽子の内側に熱がこもり、体温が下がらずに熱中症に陥りやすくなります。

ちなみに、部活動では帽子をかぶる「野球」で熱中症を起こす生徒が最も多いそうです。

このため、帽子は時々脱いで、換気を行うことが大切です。


ちなみに1番目についてですが、気温や暑さ寒さの感覚が鈍ってくる年齢は、だいたい65歳ぐらいからだそうです。この年代の方々が身近にいらっしゃる場合は、必ず温度計を見て、暑さ寒さを判断するように呼びかけたいですね。

 

熱中症の症状と対策・予防方法 TOPページへ



金スマの「間違いだらけの熱中症」の内容(2014.7.25)関連ページ

熱中症による搬送が前週の2.3倍に(2014.7.15)
キッチンでの熱中症にも注意!(2014.7.22)
真夏日が今年最多の532地点に!
猛暑日が続いた2014年7月最終の週末
救急医学会における、熱中症の重症度の分類について
北海道でも今年初の猛暑日を記録
新潟で38.5℃を記録!猛暑日は全国122地点
高校野球の観戦中も熱中症に注意です!
広島(プロ野球)の選手が熱中症で欠場
気象庁が「異常天候早期警戒情報」を発表!
幕張メッセのイベント会場で熱中症患者が続出(2015.8.2)
1週間の熱中症搬送者数が過去最多を記録
2015年5〜9月の熱中症搬送者数は5.5万人
2016年8月6日(土)は、113地点で猛暑日を記録。
2016年8月9日は山梨で39.2℃を記録。猛暑日は189地点!
2017年6月16日、体育祭(中学校)で18人が熱中症に
2017年7月8日、熱中症で525人が搬送。高校野球の開会式でも22人が熱中症に。
2017年7月、車内での熱中症事故が相次いで発生
岐阜市のハーフマラソンで20人が熱中症で搬送
5月なのに季節外れの暑さ!188地点で真夏日を観測
猛暑の3連休。熱中症で約5600人が搬送、14人が亡くなる(2018年7月14〜16日)
岐阜県多治見市で40.7度を記録!宮城では熱中症の疑いで小学生38人が搬送(2018年7月18日)
熊谷市で41.1度!観測史上最高の気温を記録(2018年7月23日)